VM700/600/500シリーズとAT-VM95シリーズの違い[VMカートリッジ]

Q

VM700/600/500シリーズとAT-VM95シリーズの違い[VMカートリッジ]

A

[基本情報]

  • VM700/600/500シリーズ → ボディ・交換針の選択肢が広く拡張性に優れる中・上級ユーザー向け
  • AT-VM95シリーズ → リーズナブルな価格で針先交換を楽しみたいエントリーユーザー方向け

[回答内容]

■VM700/600/500シリーズ

  • センターシールドプレート搭載によってクロストーク*¹を改善。
  • 発電効率を高めるパラトロイダルコイルの採用によって、S/Nの良い正確な音源再生が可能*²。
  • 拡張性が非常に高く、VM700/600/500シリーズ内のボディと交換針を自由に組み合わせて使用可能*³。

交換針は全7種類。最上位モデルの特殊ラインコンタクト針に替えて針をグレードアップすることができる。

また、上位モデルのボディと組み合わせて、音源やお好みに応じたカスタマイズも可能。

※600シリーズはモノラル専用です。

交換針の中にはモノラルボディとの組み合わせを推奨しているものもあります。

詳細はこちらをご確認ください。

■AT-VM95シリーズ

  • 手軽にアナログを楽しみたい人にオススメのリーズナブルなモデル。
  • インサートナット構造の採用で、シェル一体型トーンアームへの取り付けがしやすい。
  • 狙った位置に針を落としやすい針先視認性の高いデザイン。
  • ボディ交換はできないが、シリーズ内の交換針と互換性があるため、針交換による音の変化を楽しむことができる。

※交換針の詳細はこちらをご確認ください。

[補足情報]

*¹クロストークとは、各チャンネルの音声が反対側にまわりこむ現象のことです。

*²カートリッジは針先でレコードの振幅をトレースして、その振幅振動をカンチレバーを経由してマグネットを振動させます。

また、その振幅による磁器変動をギャップを持ったトランスで、磁器変動を電気信号に変換して発電しています。

発電効率が上がれば小さい振幅でも大きな電気信号に変換でき、振幅に忠実な発電ができるとともに、トロイダルトランスの特徴として磁器飽和が少なく歪の少ない電気信号変換により、S/Nの良い正確な音源再生が可能になります。

*³樹脂ボディは金属に比べて安価かつ軽量。手軽な反面、音質を追求すると限界がある。

針先が拾った振幅振動はカートリッジ本体も振動してしまうが、金属ボディは樹脂に比べて剛性が上がることから、音の締まりや抜けや定位もが良くなり、高音質化が望める。

反面、高価であり、剛性が良い金属などを使えばカートリッジ本体の重量も上がってしまうため、取り扱いができる適応プレーヤーやトーンアームを選ぶこととなる。

  • カートリッジボディ本体は外来の磁器の影響や電磁波の影響などによるノイズ発生の影響から守るため、すべて金属のケースを使用していて、シールド構造になっています。

そのシールドケース本体をヘッドシェルに取り付けるためにケースの固定と位置だしを兼ねた台座となるのがハウジングであり、ハウジング部分に樹脂や金属を使用します。

※ハウジング≒機械部品などを包んで保護する部品のこと(シールドケースも含む)

[情報提供者]

オーディオテクニカFacebook_20200428、CS推進 鈴木憲一さん_20200519

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